落日
[ 2011/10/11 ]
上野で落語を観てきました。
昨日は10日、落語界では「落日」と呼ばれる、いわゆる「千秋楽」の日でした。
落語が詳しい知人に「小三治は天才だから観ておけ」
と言われたので、行って来たのです。
しかも「主任のトリ」という特別な日、らしいです。
300席弱ある寄席には立ち見客もぱらぱら。
柳家小三治は、おそらく80歳ちかく。
先日の谷川俊太郎同様、出てきた瞬間に空気が張り詰めました。
やった演目は「猫の皿」。
とても楽しかったです。
落語は3〜400の演目があるそうですが、
どれも枕を話している途中に即興で考えるそう。
しかもどれも「誰かがやったことのあるタイトル」なわけで、
その中で「自分らしさ」を出すのはとても深いことなのだろうと思いました。
また、言葉でしか語られらないので、
聞いている人の想像力に大部分を預けている芸術です。
落語も面白いなぁ、と思った今日この頃です。
芸術にかけるお金は不思議なほど惜しまないが大変貧乏な、
(河野)
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