国民生活センターは7月29日、平日11〜13時までの時間帯に消費者の電話相談を受け付ける窓口を新たに開設した。
愛称は「お昼の消費生活相談」。
国センでは2010年12月の閣議決定により、11年3月末をもって直接相談を廃止。
各地の消費生活センターからの経由相談に特化していたが、消費者団体などの関係機関から「現場感覚を保つためには直接相談を受けるべき」との指摘があり、今回の窓口新設に至った。
相談情報部によると、8月8日現在、相談件数は1日に15件ほどで連鎖販売取引に関するものはない。
また当初は会社員による活用を想定していたが、利用者の年齢層はさまざまだという。

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