トラブル続出の金曜日
[ 2007/6/22 ]
先週の金曜日はなかなか家に帰れなかった。
まず、終電が、なかなか動かない。
その原因のほとんどが、酔っ払いの人たちだろう。
車内アナウンス
「急に気分が悪くなったお客様がおられたため、発車が遅れています・・・」
満員電車の中で、誰か吐いちゃったんでしょうねぇ。
「お客様とのトラブルがありまして、発車が遅れています・・・」
駅員がからまれたのかなぁ。
2度の停車で、約20分遅延。
そして、最寄り駅までの電車がないので、深夜バスに乗ると・・・。
行列ができるほど並んでいる駅前の停留所でいきなり、
バス料金を払う機械が動かなくなった模様。
運転手は「あれぇ?何で動かねんだよ」とかぶつぶついいながら、
機械の電源を切ったり入れたりしている。
その間、待っているお客さんはほったらかし。
15分は待ったであろうか。ようやく運転手も機械をあきらめ、
「すいません、今日は現金のみでお願いしまーす」
なんて軽い感じ。最初っからそうしてくださいよ・・・。
やっとバス料金手渡しでの乗車が始まったはいいが、
機械の中に小銭が入っているようで、運転手は小銭を持っていない様子。
1000円札を出しても、「お釣りがないんで、お釣りのない人から先に払ってください」。
一向に乗車が進まない。
すると、バスの運転席の窓をガンガン叩く人が現れた。
運転手が窓を開けると、
「いつになったら、発車するんだ! いつまでもバスがいたんじゃ、こっちは商売あがったりなんだよ!」
ものすごい剣幕だ。タクシーの運転手である。
「いや、その、機械が壊れちゃってるから・・・」
バスの運転手はしゅんとしてしまい、ぼそぼそっとつぶやいた。
タクシーの運転手の気持ちもよく分かるが、バスの車内は冷ややかな空気。
バスに乗り込む客のほとんどは、「それどころじゃないの!」と、
心の中でツッコミを入れていたと思う。
そんなこんなで、約30分後、ようやく出発。無事、帰途に着いた。
皆、それぞれの立場でいろいろあるよね。ホント、お疲れ様でした。
ま、僕は電車でもバスでも座席に座って、のほほんとしていられたから、
こんなのんきなこと言えるのかな。はは。(廣田)