とある会社の取材へ行った。その会社の社員のエピソードには驚かされた。その一端を紹介しよう。

営業の社員のもとには、ひっきりなしにお客さんから携帯に電話がかかってくる。また、メールも1日数十通送られてくるという。
そして、その電話やメールは朝7時半ころからラッシュが始まり、早いときには9時半ころには携帯電話の充電が切れてしまうそうだ。
1カ月の電話代は、18万円！と言っていた。

その会社はお客さんから連絡があれば、すぐに社員が飛んでいくというスタンスなのだが、それにしても朝9時で充電が必要だなんて、どれだけ多くの客を抱えているんだ！ ってな話である。

営業の社員が少ないわけではない。数百人はいる。
取材では、約30人もの社員に話を聞いた（！）が、上記のように多くの客を抱えている社員の数も多いだろうというのが、個人的な印象だ。

じゃあ、会社全体でいったいどれだけのお客さんを持っているのか！
その会社が好調なワケだ。携帯のエピソードからも、好調さがうかがえる。

そして、社員の皆さんはそんなに忙しいのに、ありえないくらい元気だった。

ちなみに、電話代18万円のその社員さん、最近携帯各社が始めた「パケット定額制度」に切り替えたとたん、電話代が10万円以下になったとか。
パケット定額にして料金が安くなったということは、メールの送受信が多かったのね・・・って、いったいどれだけメールしてるんだっ！

ただただ、脱帽。（廣）