日本トリム 9・4%減の売上減少 直販事業の不振響く
[ 2007/11/16 ]
日本トリム(本社大阪市、森澤紳勝社長、(電)06−6456−4600)は11月5日、08年3月期の中間決算を発表、売上高は前年同期比9・4%減の48億9300万円、当期純利益は38・8%減の3億8300万円になった。
直販が不振だった原因について同社では、「他社商品に対する優位性を説得するデータや資料が不足していた」と説明。
具体的には、(1)九州大学大学院の白畑實隆教授の論文を国際的レベルの権威ある学術誌に掲載することを2年前から目論むも、ヒト試験データの取得が進まず、掲載が遅れている(2)現金取引をする顧客が増加しているが、クレジット契約に慎重な顧客を説得しきれておらず、個品割賦の顧客拡大が進んでいない(3)ネット検索などで他社商品の情報や日本トリムに批判的な情報を取得している顧客に対して、販売員の情報不足から説得しあぐねている。
(※詳しくは日本流通産業新聞11月15日号をご覧下さい。)