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日本アムウェイ 千葉地区で啓発セミナー開催 相談事案に基づき注意点を指摘

[ 2009/2/20 ]

 日本アムウェイ(本社東京、ジョン・パーカー社長)は1月26日、千葉県在住のゴールド・プロデューサー(GP)以上のディストリビューターを対象にしたコンプライアンス・セミナーを千葉市文化センターで開催した。実際に消費生活センターに寄せられた相談事案にもとづき、正しいスポンサリング活動を啓発するのが狙いだ。
 同社は全国の消費生活センターを定期的に訪問。自社に対する相談状況の情報収集を行うなかで、場合によっては相談事案の具体的な内容をセンターから匿名で開示されることもあるという。その際は、参考情報として受け流すのではなく、地域ごとにセミナーを開催し、コンプライアンス強化に努めている。
 今回セミナーを実施した千葉地区は、新規登録者数が前年比で約10%増と活性化している地区。地元のセンターに寄せられた具体的な相談内容を取り上げて、ビジネス活動における注意点を指摘した。
 まず第1に挙げたのは収入や製品に関する「オーバートーク」。収入については「絶対に成功する、誰でも儲かる」「エメラルド1000万円、ダイヤモンド2000万円」などと根拠のないトークがあるため、アムウェイが公表する平均ボーナス取得額にもとづいて説明するよう注意喚起した。また、「病気が治る、しみ、しわが取れる」というような薬事法に抵触するトークについては「ミーティングなどでそのような話を耳にしたらリーダーが注意を促してほしい」と要請した。
 そして、目的を告げない勧誘行為についても言及。メイクやエステ、料理教室など、別の目的で誘った人に、アムウェイビジネスや製品販売の勧誘はしないよう求めた。また、アポイントを取る際は必ず目的を告げるとともに「相手が勧誘であることを認識しているか確認することが重要だ」と話した。
 センターに寄せられる相談件数のなかで「非常に多い」というのが、親や友人などからの相談で、会社の照会も含めて多いものだという。内容は「収入のオーバートークを信じ込んでいる」「帰宅時間が遅い」「身分不相応な高額製品のクレジット契約を結んでいる」といったもの。
 セミナーでは、こうした周囲からの相談をなくすためには「経験の浅いディストリビューターの場合、アップラインが適切なフォローをすることが重要だ」とした上で、「家族、周囲への理解を求めるためには丁寧な説明が必要だ」と訴えた。
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