サイトマップ

月刊ネットワークビジネス 業界唯一の専門月刊誌

月刊ネットワークビジネス最新号紹介 最新のニュース ネットワークビジネス主宰企業総覧 ネットワークビジネス主宰会社ランキング お問い合わせ

インタビュー: ナチュラリープラス 飯田信也代表取締役

[ 2006/12/4 ]

――06年8月期決算における売上高は。
 飯田 前年比でほぼ横ばい、多少、前年よりも増収になるが、これは、今年3月から始めたキャンペーンが奏功したことが寄与したものと考えている。創業以来、商品は「スーパールテイン」単品でやってきて、トップのリーダーも含めて“慣れ”が生じていたことも確か。それをキャンペーンで払拭できた意味は大きい。古くからの会員やトップリーダーも動いて結果を残せたことが売上に直結した。
――新規会員数は。
 飯田 新規については、毎月1万人から1万5000人の間を減ったり増えたりと波打っているというのが現状。1万人を割り込むことはない。昨年まではずっと右肩上がりで急拡大し、今年に入って安定感が出てきた。その一方で、キャンペーン効果もあって退会者数が減少した。結果として4月は過去最高の単月売上を達成できた。新規を増やすことも大事だか、いかに退会者を減らすかという視点も重要だということをキャンペーンで実感した。
――業界内で会員へのトレーニングを強化する動きが強まっている。
 飯田 製品に対する教育を強化したい。当社はカロテノイドの分野でリーディング・カンパニーでもあり、誤った情報を伝えるわけにはいかない。会員が正しい知識を習得できるセミナーを主催し、もっと商品への認識を深めてもらいたい。
 現在は、認定スピーカーが製品や会社の概要を説明している。来年以降は、健康食品のマーケットなど周辺情報も含めた基礎知識をきちんと学んでいただくためのセミナーを開催する予定だ。
――コンプライアンス強化策は。
 飯田 それは認定スピーカーの範疇でやっている。特商法に限らず、薬事法なども含めて厳しい対応をしており、会員にもその点は徹底している。やり得は許さない。会員もその点はきちんと認識しており、守るべきものは守るという姿勢でビジネスに取り組んでいる。毎月1万人以上の新規会員が入ってくるので、この点は継続的に啓蒙するしかないだろう。
 また、社内にコンプライアンス委員会を設置し、月に一度定例会を開いている。メンバーは当社の顧問のうち5人と監査役1人に当社の経営陣が加わっている。コンプライアンスに関る問題をこの場で議題に挙げ、アドバイスをもらう格好だ。この委員会については、強化を目的とした再編も検討中だ。
――社会貢献活動について。
 飯田 社会福祉活動として日本盲導犬協会への寄付、環境保全活動としてのバードライフへの支援という2つが柱だ。それに合わせて、会員と社員が一緒に参加できる「参加型支援活動」のプログラムづくりを手がけて実施している。
――07年8月期の目標について。
 飯田 売上高は400億円を目指す。また、初の海外進出となった台湾は進出してから2年経過し、業績は右肩上がりで推移している。日本とはビジネスの進め方も異なることがわかった。
――長期的なビジョンについて。
 飯田 ナチュラリープラスが社会に役立てるような企業になりたい。業界全体が社会的評価を高められるような手本となる企業を目指したい。
copyright (c) Success Marketing Co.,Ltd All Rights Reserved.