日本アムウェイ財団 「東北ミライリーダー・プログラム」実施
一般財団法人日本アムウェイ財団(所在地東京、池部カンナ代表理事)は7月30日、
「東北復興支援プロジェクトRemember HOPE」の一環として、
第二回「TOMODACHI 日本アムウェイ財団東北ミライリーダー・プログラム」
を実施したことを発表した。
観光分野に特化した東北地方の次世代リーダーの育成をめざした同プログラムは、
2019年の第一回において宮城県南三陸町の高校生を対象にしたものに続き、
今回の第二回は、岩手県陸前高田市の高校生16人を対象に、
事前研修・渡米研修・事後研修・発表会の4部構成で約7カ月間にわたって実施。
事前研修で陸前高田市の観光交流人口の現状や取り組み、
課題に触れた高校生たちは、24年3月24日から4月3日の米国研修に参加し、
観光、ホスピタリティ、活性化をめざす町のさまざまな活動や
リーダーシップについて学んだ。
ニューヨーク市マンハッタンでは、国立911 メモリアル・ミュージアムや
高架跡地を再開発した空中庭園であるハイラインを訪れ、
町がどのように苦難を乗り越え、歴史を継承しながら活気ある町へと前進しているかを目の当たりにした。
ブルックリン西部の非営利団体レッドフックイニシアチブを訪れ、
ハリケーンの被害の影響と支援、復興に向けた災害についての知識や
経験を地域住民と習得し続ける活動について学んだ。
ワシントンD.C.では、食を通して貧困と闘うD.C.セントラルキッチンを訪問し、
就労トレーニングプログラムを通したリーダーシップを学んだ。
また、4日間のホームステイでは生活を通して実際に異文化や生活習慣に触れた。
米国研修最終日は、自らの学びを英語でプレゼンテーションを行い、
参加者からは、「研修を通して学んだことは共存です。
これからの日本にとって大切な価値観であると考えています。
人々がお互いに学び合い、成長できる機会を作っていきたいと思っています。
この経験は一生の宝物です」というコメントがあった。