Qサイエンス・アジア‐ジャパン 日本市場から撤退 米国以外の海外市場もすべて閉鎖
[ 2024/7/1 ]
CBD配合のサプリメントや化粧品を主力に展開するQサイエンス・アジア‒ ジャパン(本社横浜市、有馬裕一社長)は、5月31日をもって日本市場から撤退した。
撤退までの経緯として、同社は5月7日に開催した月初ZoomとLINE配信によって、「Qサイエンスは日本における事業形態を、23年1月1日より行ってまいりましたOTG(日本国内発送)からNFR(米国直接発送)へ24年6月1日より移行いたします」と発表していた。
ところが、5月21日に会員へ文書を送付し、「Qサイエンス米国本社での取締役会議において、24年5月31日をもって米国以外の日本を含む海外マーケットをすべて閉鎖することが決定いたしました」と通知した。
今回の決定に伴い、アンバサダー会員契約、愛用者会員契約は5月31日をもって終了した。5月度のコミッションは、予定通り6月の振込日に支払うという。
同社は、19年からNFRで事業を開始。有馬社長が21年9月に就任し、グランドオープンイベントを22年11月に開催して正式開業した。関係者によると、「23年夏ごろから新規会員が増加していただけに残念だ。同年12月頃から、製品の欠品が相次いでいたため、現場で不安の声が挙がり始めていいた」という。