事実は漫画より奇なり!
[ 2017/7/4 ]
引っ越しの際にふと手に取った漫画、3月のライオン(羽海野チカ、白泉社)。
中学生棋士桐山零が、将棋と川本家(に住む3姉妹)との交流を通して心を開いていく話なのですが、久々に手に取ったということもあり、休日を潰して読みふけっておりました。
そんな中、先日、藤井聡太四段が公式戦29連勝という快挙を成し遂げたとのニュースを耳にしました。
漫画や小説だったら「こんなにうまい話はあるかっ!」との声が読者から挙がるに違いありません。そんなすごいことを藤井四段はやってのけてしまいました。事実は小説より奇なり、とはまさにこのことですね。
藤井四段が30連勝を目指して対戦したのは、佐々木勇気五段。14歳と22歳(私と同世代だ……)の若手対決です。
注目の対戦の結果、佐々木五段が藤井四段の連勝を止めました。若い棋士同士が鎬を削る姿を見ていると、なんだか胸が熱くなります。
一方で、棋界の大御所であるひふみんこと加藤一二三先生は、先日引退されました。寂しくはありますが、若手棋士の活躍で今後も将棋界から目が離せません!
(門脇)