先日、小学館ビルのロビーに公開された１００人以上の漫画家による落書きを一目見てきました。
24〜25日に一般公開されたのですが、その日はどうしても都合が合わなく、
仕方ないので前日の夜に外見をパシャリ（見づらくてごめんなさい！）。
ロビーを覗き見ると、藤子不二雄（Ａ）さんの「ドラえもん」や浦沢直樹さんの「20世紀少年」、
高橋留美子さんの「うる星やつら」など、小学館を代表する漫画のキャラクターがたくさん描かれていました。
解体してしまうのは非常に惜しい！

漫画といえば過日、「週刊少年チャンピオン」などの漫画雑誌を発行する秋田書店が、
読者プレゼントの当選者数を水増ししていたという不祥事が報道されました。
しかも、その水増しを上司に指摘した女性社員が不当解雇されるという始末。
不況で提供してもらえる景品が減ったり、景品の送料が高いなどさまざまな理由が考えられますが、
読者からのハガキ欲しさに使う手としてはあまりにも姑息です。
同じ出版業界で働く身としては、憤りを感じました。

さらには、この不祥事が発端となり、
Twitterでは世の編集者たちが「私もやっていた」などと暴露発言をしていました。
これでは、多くの出版社の信頼性は無くなっていってしまいます。
今回のような不祥事がまた起こった際はきちんと内部告発をして、
業界の信頼性を維持していくことが、これからの出版業界には求められるのではないでしょうか。

長文失礼しました。


（岩瀬）