日本アムウェイはこのほど、NPO法人タイラー基金「シャイン・オン！セラピードッグ・プログラム」を通じて、専門の訓練を受けた2頭目のセラピードッグ「ヨギ」が、7月2日から静岡県立こども病院に正式着任したことを発表した。
　セラピードッグ・プログラムは、難病を抱え、苦痛やストレスと闘いながら入院している子供たちを支援するプログラム。高度に訓練されたセラピードッグが、子供たちに愛情と安らぎを与えている。同プログラムは、10年1月に静岡県立こども病院で開始となった。
　また、タイラー基金では、米国ハワイで子犬のときから1年半の訓練を受けたセラピードッグと、専門的なトレーニングを積んだハンドラーを派遣している。病院という犬にとってストレスの多い環境に適応できるセラピードッグを育てるには、子犬の頃から適性を厳しくスクリーニングし、高度なトレーニングプログラムを持つ施設で訓練する必要があるという。しかし、日本には専門的な施設がないため、タイラー基金は日本初となるセラピードッグ「ベイリー」を米国から呼び寄せ、静岡県立こども病院に配置していた。