ラフ過ぎるラフ
[ 2012/8/16 ]
編集業に就かない限り、
まず経験しない作業がレイアウト作成です。
レイアウトとは、見出しや写真などの位置や大きさを
大まかに指定した設計図のようなもの。
これを本文と一緒にデザイナーさんに送って誌面を仕上げてもらうわけです。
そして、このレイアウトをさらに大まかにしたのが、
ラフレイアウトなのですが、
まだまだ自信のあるラフが書けません。
「ただの落書きに過ぎないのではないか……」
「“ラフ”とは言っても、程度ってものがあるんじゃないか……」
デザイナーさんにFAXを送ったそばから不安がよぎります。
しかし、そこはプロのデザイナーの皆さんです。
魅力的な誌面が仕上がってくるのです。
この過程を体験できるのは、編集業の醍醐味だと思います。
最新号の制作が続いている編集部では、
少しずつ誌面ができあがってきました。
ここからまた手直しをしつつ、校了に向かっていくわけですが、
どのような完成形になるのか、いまから楽しみです。
(宇佐美)