ことばって難しい
[ 2012/7/30 ]
週末は本を読んで過ごしました。
『ネットワークマーケティング 人と人とをつなぐ流通システム』。
ネットワークビジネスの歴史や仕組みなどを解説した本です。
この業界を無条件に賛美するでもなく、
「ねずみ講」だ、と無知から批判するのでもなく、
業界の動向が客観的に書かれていて、勉強になりました。
その中で、とくに難しく感じたのが、薬事法に関してです。
相手に製品のことを伝える際、
薬事法によって、「言ってはならないこと」が決められているのです。
たとえば、小誌2012年6月号の特集記事から引けば、
「肌をひきしめる」「肌にはり・ツヤを与える」はOKですが、
「シミやシワがなくなって肌が若返る」はNGとなります。
「シミやシワが“なくなる”」の箇所が誇張表現に当たり、
薬事法に抵触するというわけです。
これまで薬事法なんて意識せずに暮らしてきた僕にとって、
NGの表現もふと素通りしてしまいそうですが、
これからは注意深くあらねばなりませんね。
「褒めたつもりが馬鹿にしてる」というのは、
人間関係に起こりがちですが、
僕も誤解を生むような舌足らずの文章を書かないよう、
改めて気を付けたいと思います。
(宇佐美)