ロイヤル化粧品は今年4月、創業25周年を迎えた。組織は現在、「RL代理店」約5000店、愛用者約30万人の規模となり、東京・六本木に本社と国際部の自社ビル、山形県と群馬県に製造工場を構えるまでに成長した。
　創業25周年を迎えて同社は、主力の化粧品事業に加え、昨年参入した健康食品事業にも注力する構えだ。さらなる成長のための施策も打ち出している。　
　まず「素肌美会(すはだびかい)」の活用。RL代理店の友人や近所の知人などでつくる、ライフスタイルを楽しくするためのコミュニティーを素肌美会と名付けて活動する。ホームパーティーや誕生日会、趣味の会など、さまざまな活動を通じて、愛用者とのコミュニケーションを深化させるのが狙い。
　創業初となる直営サロンの全国展開にも着手する。「ロイヤル・コスメティックス・オフィシャル・サロン」には専門スタッフを配置。サロンやセミナールーム、カフェテリア機能を設けることで、素肌美会での利用など代理店の活動をサポートする。第1号店は復興支援という側面もあり、福島県に開設準備を行っている。