おや、横殴りの雨かい?
[ 2011/9/1 ]
わたしはよく携帯で文字を読みますが、
一番感動したことは暗やみでも小説を読めることです。
布団に入ってから電気を消してから夏目漱石が読める!
(『青空文庫』というサイトで著作権の切れた
文豪の作品を無料で読むことができます)
なんとも画期的ですね。
昔の人は夜本や文字を読むためにロウソクを灯していたのかしら、
とか考えると、有り難い時代に生きているもんだと思います。
ところで本日は遠方に取材だったのですが、
わたしが最寄駅に着いた瞬間くらいに突然土砂降りの雨が降り始めました。
そう言えば台風がくるんでした。
中学校の時の『トラックの電波障害防止標語ポスターコンクール』で、
「おや、横殴りの雨かい?」という標語がついた、
葛飾北斎の絵をアレンジしたポスターが受賞していたのを思い出し、
なるほど横殴りの「電波」は江戸の時代にはなかったのだな、
などと今更ながらその意味の深さを考えていたりします。
総じて「雨女」の話でした。
会社の近くに丸善があるのをいいことに、取材の帰りによい本を探して入り浸る、
(河野)
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