プロティオス 11年3月期 売上高は27億円に 震災影響し10%減収
[ 2011/8/22 ]
プロティオス(本社東京都、松木悌社長)の11年3月期における売上高は、前年比10%減の26億8500万円となった。不況や震災の影響により、愛用者の買い控えが起きたことが響いた。
次期は、海外事業に注力する。今年1月に海外事業部を設立し、主力のステビア製品の販路を開拓。シンガポールやニュージーランド、インド、カナダなどで販売が決定しており、年内に流通を開始する予定だ。
11年度のモンドセレクションで、化粧品「ルーテック」が3年連続で最高金賞を受賞した。この点をアピールポイントに、新規会員の獲得につなげていきたい考えだ。
松木社長は、「日本はパラダイム・シフト(価値基準の転換)の時期にさしかかっており、新しい方向性を示さなければならない。当社の新しいビジョンは、海外進出。ステビア製品の普及によって、地球規模での環境と福祉に貢献していきたい」と意気込んでいる。