ファーストビジョン（本社東京都）は6月5日、10周年フェスタとして、美の祭典「ファーストビューティーグランプリファイナル2011」と10周年記念式典を、都内の日本橋三井ホールで開催。会員ら約400人が参加した。
　東日本大震災の被災地・宮城からも、義援金で旅費・宿泊費を負担するかたちで約30人の会員を招待した。
　「グランプリファイナル」では、松のスキンケア「リセル」を使った美肌チャレンジ「ミセルコンテスト」と、松と103種類の素材をフリーズドライにしたフードバー「やさい100」を使ったダイエットチャレンジ「やせやさいコンテスト」を行った。
　震災で地区大会を開催できなかった宮城の会員のために、エキシビジョンとして宮城コンテストも設けた。参加した会員は「大変な時に商品や救援物資、応援メールをくれてありがとう」など口ぐちに感謝の言葉を述べた。
　主力の健康食品「マツリグニンスキンボンヌ」をバージョンアップすることも発表。「松かさ」「松葉」「松樹皮」を「ひとつ」にあわせた名称として「Pinone（ピノーネ）」という独自の成分商標を取得したという。また、同社の「ジュエルウォーター」が、モンドセレクションで最高金賞を受賞したことも発表した。
　会の最後に、中川社長は「10周年を節目に、次世代への挑戦の流れを作っていきたい。会社の体制を未来に向けて進化させる。そのため、新代表に飯田氏を迎えることになった」と話した。
　飯田峰晴新社長は就任のあいさつをし、「『ありがとうを聞きたくて』の行動理念を継承していく。ファーストビジョンが皆様にとって、自己実現の舞台であり、ひとりでも多くの方に笑顔と健康を提供したい。これからも人と人の絆を大切に20年、30年と続いていく会社になるよう、力を合わせてやっていきましょう」と宣言、会場は大いに盛り上がり、フィナーレを迎えた。