ナチュラリープラス 小売制度を7月から導入 会員教育などコンプライアンスも強化
[ 2011/8/18 ]
ナチュラリープラスは7月1日、会員が卸売価格で製品を仕入れ、消費者に小売価格で販売する小売制度を導入する。消費者に製品を知ってもらう機会を増やすのが狙い。今年3月に開始した新報酬プラン「ユニバーサルプログラム」のセカンドツリーにあたるユニレベルに組み込まれた。
小売できる製品は、シャンプーやコンディショナーなどの日用品10品目でスタート。今夏にも発売するスキンケア「オラージュ」関連製品ほか、数品目も小売できるようにする構えだ。
報酬プランでファーストツリー(バイナリー)に該当する主力製品「スーパー・ルテイン」、水素水「IZUMIO」「パラミロンARX」は従来通り小売できない。日用品の愛用を通じて製品の良さを実感してもらい、主力製品の購入につなげたい考え。
小売する際に必要な「帳票セット」も用意した。(1)小売するための手順を記した小売チャート、(2)販売規約、(3)小売注文書、(4)製品一覧表、(5)販売伝票で構成されている。
小売制度の導入により、特商法における?連鎖販売?だけでなく?訪問販売?の規制も受けるため、コンプライアンス強化にも力を注ぐ。6月20日から各地域の担当コーディネーターが説明会を実施。小売する際の留意点について解説した。今後は、本社はもちろん、リーダー会員が中心になってフィールドへの啓もう活動を行う。
6月20日にはホームページを全世界で統一。リニューアルした「グローバル・ウェブ」で積極的に情報を開示する方針で、会員だけでなく、一般消費者も認知できる情報のオープン化を進める計画だ。