ライラック（本社大阪市、巽俊二社長）は5月9日、「ビジネスサミット2011 イン 東京」を京王プラザホテルで開催、会員ら約500人が参加した。
　冒頭のあいさつで巽社長は、東日本大震災の被災者にお見舞いを述べたあと、「本年度はライラックのブランド力を揺るぎないものにするための施策と新製品を導入する」と宣言した。
　続いて、井上敏男専務が11年度事業方針を説明。ビジネスサミットを中心としたイベント開催で地域へのブランド浸透を促し、製品デザインの統一によるブランド定着化、さらにビジネス、コンプライアンス研修制度も充実することを明らかにした。
　新製品は、6月1日発売の『ライラック　ラクティー』。乳酸菌EC-12が主成分で、主力商品『ライラック糖鎖スーパーV8』とのコンビネーションを強く意識して開発した。幅広い年齢層にアピールできるという。これらの導入で井上専務は「来年度までに会員数を現状の5000人から1万人に引き上げる」と目標を示した。
　イベントではメーカー担当者が新製品に関する講演を実施。会員の表彰式の後、懇親会で盛り上がった。
　同社が全国規模のイベントを東京で開催するのは初めて。従来強かった西日本地区に加え関東地区でも順調に伸びていることから東京で開催した。