日本アムウェイ 10年度売上は5.4%減に 更新ディストリビューターは2年連続で増加
[ 2011/5/31 ]
日本アムウェイ(本社東京、ジョン・パーカー社長)は4月13日、10年12月期業績を発表、売上高は前期比5.4%減の
925億3800万円となった。営業利益は同6.7%減の64億900万円、経常利益は同4.7%減の67億7300万円、当期利益は同65.6%減の32億6400万円。
更新ディストリビューターは2年連続で増加した。前期よりも約3万組多い約72万組で、「昨年12月末に終了した『買うだけクラブ』メンバーがディストリビューターとして一定数が移行したことに加え、登録料3500円を継続したことも増員につながった」(同社)。
買うだけクラブにかわる制度として10年6月に導入した「アムウェイ ショッピング クラブ」のメンバー数は約14万組。前年同時期の「買うだけクラブ」メンバー数よりも約6万組減少した。
製品グループ別の売り上げを見ると「ホームケア製品」は前期比5.0%減の37億9200万円、「ハウスウェア製品」は同9.0%減の196億2200万円、「パーソナルケア製品」で同8.3%減の284億6800万円。減収率が最も高かったハウスウェア製品は「前期は大型の新製品がなかった」(同)ためと分析している。
「栄養補給食品」は同1.9%減の372億100万円とほぼ横ばいで推移。12カ月の食卓といった食品や登録料など「その他」売上は同4.6%増の34億5500万円と増収した。