日本タッパーウェア（本社東京、チャールズ・ヘンリー社長）とネイチャーケア・ジャパン（本社東京、澤亨社長）の米親会社タッパーウェア・ブランズ・コーポレーションはこのほど、東日本大震災の被災者に対する4つの救援プログラムを発表した。
　1つめは、タッパーウェア製品をセットにした救援物資「エイド・パック」による製品の寄付（小売価格で260万ドル相当）を行う。飲料用の容器や大型容器など7製品を1セットにし、水と食料の運搬や保存、衣類や家庭用品などの保管に利用できる。
　第1弾として、2100セットを3月23日,24日に宮城県へ納入した。さらに4月中旬にも7900セットを同じく宮城県に納入する計画だ。
　2つめの支援は、被害を受けた日本タッパーウェアおよびネイチャーケア・ジャパンの販売員への支援を行う緊急援助金40万ドルの拠出。被災した販売員とその家族の家屋、生活の再建を支援する。
　寄付用のサイトをウェブ上に構築する。社員や販売員、顧客からの個人的な寄付を取りまとめ、子供たちを支援するために29の組織を持つ「セーブ・ザ・チルドレン」を通して寄付する。また、ソーシャルメディアも活用し、情報を共有することで支援するという。