ぶどう由来の乳酸菌発酵食品『エルシード』などを商材に展開している新興企業ジョイ（本社東京、宮村結城社長）の快進撃が続いている。10年8月の社名変更からわずか数カ月で7000人を超える会員を獲得、ハイペースで会員数を伸ばしている。
　同社では、全国各地でのセミナー展開を軸に組織を展開している。本社では週3回のペースでセミナーを開催、1週間で150〜200人の参加者を集め、立ち見が出るほどの盛況ぶりだ。
　宮村社長は快進撃の要因として（1）発酵ぶどうの製品力（2）進化したバイナリープラン（3）健康寿命を延伸、相互扶助の心で”豊かな社会環境の輪”を広げていくなどとする企業理念（4）優秀なリーダーの加入`の4点を挙げている。
　主力商品はぶどうの果皮や種子を原料とした乳酸菌生産物質『エルシード』（230ミリグラム×60カプセル、1万6800円）。ドリンク化した『エルシード　プラス』（20ミリリットル×5本×2箱、1万6800円）もある。
　メーカーによると「発酵ぶどうはαグルコシターゼの活性阻害作用が確認されており、摂取した人には花粉症やアトピーへの効果を体感する人が少なくない」という。
　体感の早いサプリメントに加え、同社躍進のキーとなっているのが独特のバイナリープランだ。片伸びをした場合でも、左右両系列の内、小さい系列の最大9倍まで報酬をとることができる。また、3レベル計100％を還元するトリプル・メガマッチ・ボーナスも用意しており、宮村社長は「公平で相互扶助のプラン」としている。
　同社では11年の１年間で50億円の売り上げ達成を目標としている。