シャルレ（本社神戸市、岡本雅文社長）の10年4-12月期（第3四半期）における売上高は、前年同期比1.0％減の182億9400万円と横ばいで推移した。社内業務の効率化やコスト削減、過剰在庫の解消に努めた結果、売上総利益が改善し、営業利益は同109.6％増の19億9300万円になった。
　経常利益は同104.8％増の20億2600万円、純利益は同269.1％増の20億300万円。
　「国内レディースインナー等販売事業」では、新たなウエルネス商品としてシャルレ独自の特許技術を使った『膝サポートボトム』を10月に発売。すでに累計販売枚数が10万枚を超えたという。
　化粧品類では、基礎化粧品ブランド「エタリテ」の7周年記念感謝企画を実施。愛用者および新規顧客向けのセット商品を発売したことで売り上げが好調に推移し、前年実績を上回った。
　「海外レディースインナー等販売事業」では、中国の百貨店で店舗販売を展開。営業店舗数が9店舗増加し、上海の基幹店を中心に18店舗になった。
　通期の業績予想は、売上高が233億円、営業利益13億円、経常利益13億3000万円、当期純利益7億8000万円を見込んでいる。