モビリア コンフィアンス事業部（本社東京、玉井英二社長）は昨秋、約200点にのぼる商品のリニューアルに着手、今年1月までに全体の約8割を実施した。リニューアルで商品のデザインを一新、デザインに統一感を持たせることでブランドイメージを強化するのが狙い。リニューアルと並行して愛用者拡大にも注力。生活用品にモビリアブランドを採り入れた「モビリアのある生活」というコンセプトを愛用者に提案することで、売上拡大をめざす。
　デザインを統一した背景には、愛用者への提案を強化する狙いもある。リニューアルと並行して、生活用品にモビリアブランドを採り入れた「モビリアのある生活」というコンセプトを消費者に提案。商品全体のブランドイメージを統一することで、これまで化粧品やサプリメントのみを購入していた愛用者が、ヘアケアや日用雑貨など他の商品も購入しやすくなることを期待している。
　会員約１万人のうち、ビジネスには積極的でない、いわゆる愛用者会員が８割を占める。「モビリアの商品が好きで長年利用している方が多い」（同）という。愛用者へのアプローチを強化することで安定的な売上拡大を狙う。
　今春にはサプリメントの新商品を発売する。サプリメントのラインでは手薄だった、複数の美容成分を配合した「マルチサプリ」を投入することで商品ラインを強化。ドリンクとサプリメントのほか、ダイエットスイーツを発売する予定だ。