ノエビア第1四半期 化粧品事業11%減収 訪販の高価格帯商品が低迷
[ 2011/2/28 ]
ノエビア(本社神戸市、大倉俊社長)の10年9-12月期(第1四半期)における化粧品事業は、売上高が前期比11.8%減の92億5139万円、営業利益が同23.3%減の18億9895万円だった。
化粧品事業はグループ売上高の約70%を占める主力事業。セルフショップで販売している商品の売り上げは前年同期並みを確保したものの、訪問販売で取り扱っているカウンセリング化粧品の売り上げが前期を下回ったため、事業全体では減収だった。とくに6000円を超える高価格帯のスキンケア化粧品が低迷した。「顧客の購入頻度はそれほど変わっていないものの、低価格志向の強まりから購入単価が下がっている」(濱口雅之管理本部経理部長)という。
化粧品事業の売上比率は訪問販売が約55%、セルフ市場が約40%、その他が5%という内訳。