ニューウエイズジャパン 戸田社長が年末に退任 新社長にテリー・ホワイト本部長が昇格
[ 2011/1/28 ]
ニューウエイズジャパン(本社横浜市)は1月4日、戸田廣美代表取締役社長が10年12月28日付で退任し、同日付でテリー・ホワイト経営促進本部長が代表取締役社長に昇格したと発表した。
ニューウエイズジャパンは戸田前社長の退任を公表するにあたって、その理由にまったく触れていないほか、リーダークラスのディストリビューターに告知するための「ダイヤモンドニューズレター」を発表と同日の1月4日に送付するなど“唐突な”退任という印象は否めず、さまざまな憶測を呼んでいる。
ストック・オプション問題や歯止めのかからない減収といった山積する問題を1つも解決することなく終焉した戸田体制。新体制がこの難局をどのように乗り切っていくのか注目を集めそうだ。
戸田社長の退任について、ニューウエイズグループのスコット・セント・クレアCEOは「この3年間、多大な貢献をしてこられた。戸田氏がニューウエイズを離れることは残念ですが、同氏のご決断を尊重したいと思います」とコメント。突然の退任にもかかわらず、辞任であることを言外にほのめかすだけで、理由は明らかにしなかった。
戸田氏に代わって代表取締役社長に昇格したテリー・ホワイト氏は、豪州・シドニー出身の52歳。豪州陸軍将校学校卒、陸軍情報部大尉、在日豪州大使館勤務などを経て、01年に日本アムウェイに入社した。同社でコミュニケーション本部長などを務め、09年にニューウエイズジャパンに入社。経営促進本部本部長を務めていた。