モナヴィージャパン（本社東京）の清水直政代表取締役社長が11月8日付で退任したことが分かった。同社は、9日にトップランクのディストリビューターに報告後、10日には全ディストリビューターにメールで通知した。
　退任の理由について、「一身上の都合で自主退職した」（同社）と説明している。しかし、突然の退任にフィールドからは、「解任ではないのか」との声も挙がっている。その点については「解雇かとのディストリビューターからの問い合わせに対しては、事実とは異なると説明している」（同）と話している。
　清水前社長の後任には、当面、米本社モナヴィー（ユタ州）の共同創立者で、副会長兼アジア太平洋地区担当社長のランディー・ラーセン氏がモナヴィージャパンの代表取締役社長（GM）を兼任する。現在同社では、「後任人事の選定を進めているところ」だという。
　清水前社長は、08年1月に代表取締役社長に就任、日本法人の立ち上げの陣頭指揮を執った。09年2月にグランドオープンし、開業1年目の09年12月期決算における売上高は約80億円（本紙推定）、会員数は10年6月の時点で約13万人に達し、急成長させていた。