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ノエビア 10年9月期 化粧品事業が減収減益 中・高価格帯が低調で

[ 2010/12/22 ]

ノエビア(本社神戸市、大倉俊社長)の10年9月期決算における化粧品事業は減収減益だった。景気後退による消費低迷の影響を受け、主力カテゴリーである中・高価格帯のスキンケア化粧品の売り上げが前期を下回った。
 化粧品事業はグループ売上高の約65%を占める主力事業。売上高は前期比6.1%減の345億8800万円、営業利益は同13.1%減の47億9900万円だった。営業利益率は前年同期を1.1ポイント下回り、13.9%となった。
 同社によると、セルフショップ向け商品の売上は前期並みを確保したものの、サロンや訪問販売で取り扱っているカウンセリング化粧品の売上が前期を下回ったという。
 サロンや訪問販売で取り扱っている化粧品の販売価格は数千円から10万円程度。販売代理店による販促活動を通じて、高級化粧品としてのブランドイメージ向上を図ってきたものの、「景気後退による市場縮小の影響を受けて減収した」(ノエビア)。
 セルフショップ向けの商品は、子会社の常盤薬品工業(本社大阪市、中野正隆社長)が販売している。「ノブ」や「サナ」のブランドで展開し、小売価格は数百円から2000円程度が中心。堅調に推移した要因について「景気低迷の影響で消費者のニーズが低価格品に向かっている傾向にあるようだ」(同)と分析している。
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