2010年のネットワークビジネス市場でヒットを記録したのが、健康機能だけでなく、美容・アンチエイジング効果が期待できるサプリメントだ。
　ニナファームジャポンの抗酸化サプリメント『サンテアージュOX』は、3期連続で売上高を2ケタペースで伸ばしており、10年3月期の同製品の売上高は前年比29.8％増の26億7200万円。同製品は高い抗酸化力が特徴で、健康・美容・アンチエイジング全般にわたる効果を体感してもらいやすいという。
　正式開業初年度で年商80億円を達成したモナヴィージャパンのアサイーの健康ドリンク『モナヴィー』も高い抗酸化力が特徴。アンチエイジングの訴求を前面に押し出している。
　複数の健康食品OEM会社も、「ネットワークビジネスルートでは美容・アンチエイジング商品の動きがよい」としており、あるＯＥＭ会社は「サプリなどで内面から美容を図ろうという考えが数年前から確実に浸透してきていることが背景にはある」と分析している。