シャルレ（本社神戸市、岡本雅文社長）は11月11日、10年4-9月期（中間期）連結業績を発表、主力の国内レディースインナー等販売事業がほぼ横バイで推移したことや新規事業への取組成果もあって、売上高は前年同期比0.5％増の115億1100万円となった。また社内業務の効率化や経費削減により、営業利益は同309.8％増の12億5400万円となったほか、経常利益は同280.6％増の12億7200万円に、純利益は12億2700万円になった。
　国内レディースインナー等販売事業では、ウエルネス商品分野の研究・開発を強化。第2四半期に2件の特許を取得した。商品では独自の特許技術を取り入れた「腰サポートガードル」が、前期の発売以降、着実に売上を伸ばして累計出荷数が15万枚を超えるヒット商品となった。
　化粧品は、7月にヘアケア・ボディーケアブランドの「シャルエーゼ」の100万本出荷記念感謝企画などにより、売上が好調に推移し、目標および前年販売実績を達成したという。これらにより、国内レディースインナー等販売事業の売上高は113億1500万円になった。
　中国の百貨店で店舗販売する海外レディースインナー等販売事業は、上海の基幹店を中心に合計11店舗で営業。売上高は4100万円だった。またＬＥＤ照明販売事業では、事業所や自治体、工場、倉庫などを中心に営業、売上高は1億1600万円となった。タッチ式ボイスリーダーペンを販売する情報サービス事業における売上高は3700万円だった。