ナチュラリープラス（本社東京、名越隆昭社長）は9月23日、2年ぶりとなるイベント「ナチュラリープラス　フェスタ2010」を横浜アリーナで開催、日本だけでなく、台湾や香港、シンガポール、マレーシア、韓国、インドネシアから会員約1万1200人が参加した。世界展開や新報酬プランなどの新戦略発表を行った。
　フェスタでは、キャンペーン達成者の表彰に続き、親会社ユニヴァ・キャピタル・グループの稲葉秀二CEOがスピーチ。ネットワークビジネスのナチュラリープラスをグループに迎えた意図や今後の経営展開について述べた。
　稲葉CEOは「オーストラリア、米国をはじめ、ヨーロッパ、南米進出を視野に入れている。地球全体を健康に導く、健康支援商品の会員制販売会社であるナチュラリープラスの『ヘルスケアアドバイザー』として、皆さんにさらなるご活躍をお願いしたい」と会員を激励した。
　そして、新戦略「ユニバーサルプログラム」を発表。新製品として、毎日の生活で使用する日用品を順次投入していくことを明らかにした。来年1月にシャンプー・コンディショナー、3月にボディーソープ、5月に化粧品を発売する予定だ。
　これに伴い、報酬プランの変更を発表した。新プランでは、基本となるバイナリーシステムは変わらず、3つの主力製品を1つのツリーに集約し、来年から投入する日用品の購入分を、新たなユニレベルのツリーで計算する。これにより、ボーナスを獲得しやすくすることを狙いとしている。新プランは11年1月1日から開始する。
　次いで、ナチュラリープラス・コリアの坂田寿宏社長が韓国進出について報告。10月20日の韓国サロンオープンと11月のオープニングセレモニーの計画、韓国でのビジネスの方針を明らかにした。
　最後に、名越社長が登壇し、5年後に1000億円の売り上げという目標を掲げた。「私たちは仲間であり、築き上げてきた歴史と絆がある。今後も、会員の皆さんの目標を実現できる環境づくりに力を入れたい」と締めくくり、盛況のうちに幕を閉じた。