Ｍ３（本社東京、西山啓道社長）は9月11日、「Ｍ３コンベンション2010〜キャッチ・ザ・バトン」を東京・日比谷公会堂で開催、約1000人が参加した。
　全国の会員が7色のバトンをつなぐオープニング映像に続いて西山社長があいさつ、「新しい感動を伝えたい」などと語った。今年4月に昇格した三熊之生COOや、今年7月付に入社した浅野文弥コンプライアンス部長など幹部を紹介した。
　東矢章利取締役財務部長が業績の推移について報告。08年3月期の売上高は1億8000万円だったが、09年3月期は9億3000万円、10年3月期は20億7000万円と順調に成長しているとし、11年3月期には売上高25億円を見込んでいるとした。現在までの総登録者数は3万5586人で、来年3月までに総登録者数6万人の達成を目標としている。
　その後、再び登壇した西山社長は、これまでの同社の経緯を振り返り、「『すべてはディストリビューターのために』の理念のもと立ち上がったのが当社。『夢より先に生活費』という考えから多くの会員に、早めに3万〜5万円の収入をとってもらうためのプランで展開してきた。3段ロケットの3番目のロケットについに少しだけ点火するときがきた。テーマは『スピード』だ」などと話した。
　その「スピード」のテーマに則ったプラン改定も発表。一定のタイトル以上の会員を対象に、グループポイントの伸び率上位30人に総計100万円を分配する新ボーナスの創設などを報告した。