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国際友好交易 関連会社が中国進出 美容ドリンクを現地で販売

[ 2010/10/29 ]

 国際友好交易の関連会社で健康食品製造を製造する国際漢方研究所(本社福島県二本松市、眞子達男社長)は9月11日、中国・上海に設立した全額出資子会社を通じて、中国での健康食品販売を開始した。将来的には、国際友好交易の主力商品である『美露仙寿』を中国市場で発売することも視野に入れている。
 設立した現地法人は、漢方友好食品貿易(上海)有限公司。中国国内でインターネット通販やイベント販売、テレビショッピングなどを手がけていく。
 11日に発売を開始したのは美容ドリンク『クコラーゲンビューティー』だ。漢方系素材として定評があり美肌に有効とされるクコの実と、低分子化したフィッシュコラーゲンを配合しているのが特徴。ダマになりやすいクコの実を特殊技術で加工している。
 同社では「中国人は自国の漢方や健康食品を信用していないところがあり、メイド・イン・ジャパンの当社商品が十分競争力を持つことができる」(眞子社長)とみている。
 ゆくゆくは、朝鮮人参を配合した健康食品や、『美露仙寿』などを中国市場に投入していきたい考え。また、中国市場に進出したいがノウハウに乏しい日本企業を支援する形で、日本のパートナー企業の商品の販売なども手がけていきたいという。
 同社グループでは22年前から日中交流によるビジネスを展開しており、中国において産官学の豊富な人脈を築いている。
 同社の眞子社長は「中国ビジネスでは現地の人との良好な人間関係が大きな意味を持つ。パートナー企業との連携のなかで、日本の優れた商品を中国市場でどんどん販売していきたい」と話している。
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