スターライズ（本社東京、関和則社長）の10年3月期における売上高は前期比10.7％増の31億円となった。期初の計画では、売上高は前期比100％増の60億円を見込んでいたものの「ブランディング戦略が直接的な売上増に結びつかなかった」（関社長）ことから、3ケタ増収は3期連続でストップした。
　当期は、09年11月に設立4周年コンベンションで、新しいCIを発表。製品のブランディングを進め、売上の拡大を図った。12月には、ルテインを配合したサプリメント『ルテイン・パワース』は、5カ月間で1万2000個を販売。水関連機器『ビライフウォーター」は毎月100台〜120台を販売し、累計で1500台を超えた。
　セグメント別の売上高は、健康食品類が5億円、スキンケア（化粧品）類が17億円、『ビライフウォーター』などが9億円となりいずれも増加したという。
　次期（11年3月期）は、海外展開を強化。5月には、アジア担当ＧＭにマーク・ケムスレー氏が就任。6月26日には米国・ハワイに約300人の会員を集め、米国の正式オープンを記念した「絆キックオフイベント」を開催した。11月には千葉県・浦安市のシェラトン・グランデ・トーキョー・ベイでコンベンションを予定し、新商品の投入を計画する。
　11年3月期の業績予想は、売上高が前期比29％増の40億円、会員数は30％増の8万人を見込む。