アストーラ（本社神奈川県茅崎市、酒井貴章社長）の10年4月期決算における売上高は、前年比10.0％増の4億4000万円となった。
　中部・関東地方で新規顧客の開拓が進んだことが増収の大きな要因となった。また、商品リニューアルを複数品目で行ったことにより、商品ごとの売上高が増加したのだという。
　とくに、昨年リニューアルした『スキンマスク』は売り上げの伸びが顕著で、リニューアル前比約3倍の売上高を挙げているという。
　また、アストーラが4月末に発売したスプレータイプのＵＶケア化粧品が、好調に売上高を伸ばしている。5月度は従来のＵＶケア製品の約５倍の月間売り上げを記録したという。
　発売したのは『アストーラＵＶスプレー』（50ml入り、5000円）。酸化チタンなどのＵＶケア成分だけでなく、加水分解ヒアルロン酸や加水分解コラーゲンなどの保湿成分、フラーレンなどの美白成分を配合している。
　スプレータイプであるため出かける前に手軽にケアできるだけでなく、外出時に汗をかいたあとなどでも何度でも追加でスプレーできる。
　同価格で発売していた『ＵＶミルク』の後継品で、5月は『ＵＶミルク』の約5倍となるおよそ400本を売り上げた。