ノエビア アミノ酸のコラーゲン産生効果を発表 スキンケア開発に応用も
[ 2010/5/2 ]
ノエビア(本社神戸、大倉俊社長)はこのほど、アミノ酸の一種「Lシトルリン」に、肌で起こるコラーゲン分解を抑制する働きや、コラーゲンを産生する効果があること発表した。
Lシトルリンは、乾燥地帯に自生するカラハリスイカに多く含まれるアミノ酸で、抗酸化作用が期待されることからサプリメントなどに用いられているものの、肌における有効性はほとんど知られていなかったという。
同社は奈良先端科学技術大学大学院などとLシトルリンの共同研究を行っており、Lシトルリンが肌に存在するコラーゲン分解酵素を抑制するほか、コラーゲンを産生する効果も持っていることを発見した。
同社は、この発見をスキンケアの新製品開発に応用するとしている。
また、今回の研究成果は3月28日〜30日に岡山県で開催された「日本薬学会第130年会」で発表した。