ＴＩＥＮＳ　ＪＡＰＡＮ（本社東京、深作荘一郎社長）は10の営業方針について、同社グループの企業理念でもある養生文化につながる「5つの環境」の浸透やディストリビューター主催のラリー強化支援などを挙げている。
　「5つの環境」とは、身体・心・社会・経済・地球を軸とし、トータルウェルネスを実現しようというもの。例えば「心の環境」とは人間性尊重・自然回帰を基本とした豊かな価値づくりをめざす。そのため同社では、自己啓発セミナーや専門家を招いた講演会を定期的に行っている。10年は、この「5つの環境」をより一層浸透させたい考えだ。
　また10年は、ディストリビューター主催のラリー強化を支援するほか、製品面でも現在の3つのカテゴリーを軸に今春にも２アイテムを追加するなど拡充を図る。
　同社の登録会員数は約2万5000人で、毎月2000人程度が新規登録しているという。当月に1ポイント以上の購入実績があるアクティブ・ディストリビューターは約8000人。
　今後は国内で東京本社に次ぐ拠点の開設を視野に入れているほか、韓国や台湾、香港のオペレーションを日本が行う計画もあるという。今年８月には中国本社で創業15周年イベントを開催、日本からは約100人が参加する予定だ。