健康食品『ノニプロトン』や多目的洗剤、化粧品などで展開するスターライズ（本社東京、関和則社長）は、10年1月1日、米国市場に進出する。
　同社ではすでに07年に「スターライズＵＳＡ」を設立し、ソルトレークシティに事務所を構えて準備を進めてきた。進出にあたっては同日からオンライン仮登録を開始する。製品は、米国向け専用商品としてノニプロトンを配合した健康ドリンク『ＳＪ・Ｘ（仮称）』を開発、準備している。
　同社は07年に香港、08年に台湾で開業しており、米国で3カ国目となる。このほど海外事業を担当するマネージング・ディレクターに外資系ＮＢ企業のコンサルタントを務めてきた経歴を持つ加藤嘉明氏が就任することで、海外展開を強化させる考えだ。
　また、同社はこれに先立つ11月15日、東京・文京区の「ＪＣＢホール」で「2009コンベンション　Rise Together」を開催、新ＣＩ（コーポレート・アイデンティティ）を発表したほか、大型商品としてサプリメント『ルテイン・パワース』を投入することを明らかにした。当日は2日目のビジネスセミナーと合わせ、延べ2500人が来場した。
　関和則社長は冒頭のあいさつで「本日は記念すべきスターライズにとって新たなスタートだ。今日は生まれ変わったスターライズを披露することができる」とあいさつ。「機能水『プロトンウォーター』に日本国内で500万人が愛用しているといわれる『ルテイン』が加わることで新商品が生まれた。『地球といっしょに』にという新スローガンをもとに社会に貢献していきたい」と決意を新たにした。
　続いて金澤充泰会長が「06年3月12日に六本木でグランドオープンを開催したことを思い出すと、その時以上の熱い気持ちが湧き上がってくる」と話した。
　松浦義明副社長は、12月1日から投入開始の新商品『ルテイン・パワース』（希望小売価格1万4700円）について説明した。ブルーベリーの3〜4倍のアントシアニンが含まれる「ビルベリー」に、特許取得の抗酸化成分「メロングリソディン」、「ＤＨＡ」、新開発した機能水「プロトンウォーターＥＸα」などを配合しているのが特徴だ。
　また新ＣＩとして、サプリメントブランド「POWERTH（パワース）」、スキンケアブランド『Aquq Stella（アクアステラ）』、ヘアケア・ボディケア製品『Maestina（マエスティーナ）』、生活用品「ライフベストプロダクト」の4つのブランドを立ち上げた。