シナジーワールドワイド・ジャパン（本社東京、ベン・Ｓ・マガレイ社長）は11月21・22日の2日間、「グローバルサミット2009」を幕張メッセで開催、延べ3000人が参集した。会場には、アジアを中心に北米や欧州など、世界各国のチームメンバー（ビジネス会員）が来日し、創業10周年を盛大に祝した。
　同イベントではまず、マガレイ社長が登壇し、2010年の戦略に言及。「09年は、シナジーメイトプログラムやオートシップ　ファストスタートボーナスなどの導入により、強力な組織が構築できている。来年も引き続き、オートシップの推進に焦点を当てるとともに、一般消費者層へのブランド認知向上を図る。さらに、トレーニングに力を入れることで、14年には200人のエグゼクティブ達成者を誕生させたい」と、力強くスピーチした。
　続いて登壇した米本社の創設者であるダン・ヒギンソンＣＥＯは、創業からの10年間を振り返り、「シナジーは必ず成功すると確信して、日本市場を手始めにオープンした。そして、急成長を遂げることができた。10年間さまざまなことを経験したが、現在もチャレンジは続いている。これからの10年に向け、世界中の市場において、生きた証を残せるようなすばらしい活動を行っていきたい」と、決意を新たにした。
　さらに、米本社のダン・ノーマン社長が、世界市場の現状について報告。「アジアは、韓国が記録的な成長を遂げたほか、インドネシアやタイも好調だ。北米や欧州でもすばらしいリーダーが誕生している。来年もこの勢いは続くだろう」と語った。
　サミットではまた、日本の新製品を発表した。まず、09年に投入した新スキンケアライン「エレメンス」にボディケアラインを新設し、「トータルボディウォッシュ」、「ベラジェル」、「ハンド＆ボディローション」の3品を投入する。独自の先進テクノロジーが、ストレスによる肌ダメージの調整をサポートするという。次に、７種のハーブエキスやキシリトールなど、自然由来の成分を配合した歯みがき粉「シナフレッシュ」や、ググルステロンという新成分を配合し、エネルギー消費メカニズムに着目した健康食品「ダブルバーン」を10年1月に発売予定とした。
　そのほか、社会貢献活動「リーブ　ア　レガシープロジェクト」の一環として、KAMAMA基金創設の発表や、チームメンバーの表彰式などを行い、盛況のうちに幕を閉じた。