ＮＢ企業や美容機器卸会社を傘下に持つスカイネットインターナショナル（本社福島県いわき市、新川紗敏会長）の09年6月期におけるグループ3社の合計売上高が30億円となった。企業別では、ピュアクリスタルが20億円、エムブランが5億円、エステ事業を行うピュアルネッサンスは5億5000万円だった。エムブランは通年では初年度決算、ピュアクリスタルは10カ月変則決算だったため比較はできないが「エムブランとピュアルネッサンスは計画よりもよかった」（新川会長）としている。
　当期は、08年5月から開始した会員向けのセミナープログラム「ダイヤモンドクラブ」が軌道に乗ったことから、2年目を迎えたエムブランは、現在4000人の会員を獲得するなど好調を維持した。ピュアクリスタルは約4万人を獲得している。
　また、グループ会社でエステサロン事業を展開するピュアルネッサンスは、4月に4店舗目で初の路面店となる直営サロンを金沢に開設。新製品マット『エスティーマット』や『ザブティーマット』の売れ行きが好調だった。
　今期は、9月16日に美容液『エムブラン　モイスト』（希望小売価格3万6750円）を発売。月間200個の受注を計画するなど、売上拡大を図っていく。
　10年6月期の売上高はピュアクリスタルが前期比25％増の25億円、エムブランは同100％増の10億円、ピュアルネッサンスは同100％増の10億円をめざすとしている。