ナチュラリープラス 法人税修正申告でコメント発表 重加算税は課されず
[ 2009/10/17 ]
ナチュラリープラス(本社東京、坂田寿宏社長)は9月15日、同社の法人税修正申告に関する一部報道を受けてコメントを発表した。
この修正申告は、同社が08年、現経営体制への変更に伴って、第三者機関(監査法人)により過去3期分の社内監査を実施し、自主的に行ったもの。
まず05年11月から07年8月までにわたって、同社が米国および英国の研究機関に行った投資に関する税務申告について、08年に厳正な社内監査を行った結果、「適切な税務処理が行われていない可能性が発見され、08年4月に自主的な修正申告を行った」という。その後、08年5月の東京国税局による定期調査によって、この取引に関する修正申告の内容と、当局の解釈に見解の相違が見られたため、09年5月に再度修正申告した。
ただ、この申告については「仮装・隠ぺいなど悪意のあるものではないとの当局の判断により、重加算税は課されていない」とのこと。