エコロインターナショナル（本社栃木県真岡市、原村昌利社長）の09年6月期業績の売上高は、前期比約110％増の約15億円となった。積極的な商品PR戦略が奏効したほか、有力なディストリビューターの移籍などで急成長した。
　当期は、ブランド認知度の向上を狙って、女性誌を中心に積極的に商品のPRを行ったという。その結果、「防腐剤や着色料を使用しないなど、安心･安全というコンセプトが多くの方に受け入れられたことが増収につながった」（原村社長）。
　また、ビジネスに熱心で組織力があるリーダーが移籍してきたこともあり、当期だけで約1万5000人が新規入会したという。現在の会員数は約6万人で、会員は女性が7〜8割程度を占めている。
　次期は新商品を積極的に発売する。9月にスキンケアや美容ドリンクなど3製品を発売したほか、11月3日には健康食品の発売を予定、次期の売上計画は前期比100％増の30億円としている。
　同社は99年に設立し、NB事業は02年に栃木県で開始した。現在は関東や関西、九州を中心に展開しており、報酬プランはバイナリー方式を採用している。