赤塚 「FFC国際フォーラム」開催 2日間で述べ1万人が来場
[ 2009/9/13 ]
植物の生育促進を高める技術「FFC」を活用した健康食品や化粧品、活水器などを販売する赤塚(本社三重県津市、赤塚充良社長)は8月24日・25日の2日間、東京国際フォーラムで「FFC国際フォーラム2009」を開催し、2日間で延べ1万人が来場した。
開会のあいさつで赤塚植物園の赤塚耕一常務取締役は「FFC普及会の皆さまを通じてFFCが広がってきた。赤塚グループは皆さまのお役に立てるように頑張ってまいりたい」と意気込みを語った。
続いて壇上に立った赤塚充良社長は「今日の日を迎えることができたのは、健康飲料『パイロゲン』のおかげだ。赤塚グループは、水の普及によって経済と環境の両立を実現できると確信している。FFCの研究と普及を通して、地球環境の改善や生態系の回復、豊かな社会の実現に寄与したい」と話した。
FFC学術発表では、2日間にわたり計13のテーマに基づいた講演会を実施。
ハーバード大学アジアセンターでマネージャーを務めるジョン・ミルズ氏は、FFCの有用性について (1)植物の成長を促進する (2)モノの表面への細菌・カビの付着を妨げる (3)モノの腐敗が減少する――といった研究結果を明らかにした。
このほか会場では、水中花など実験物の展示や、FFCでつくられた農作物や加工食品などの展示即売会、さらに免疫住宅の展示コーナーを設置して来場者を楽しませていた。
同フォーラムは、01年の横浜、05年の名古屋に続き、3回目のイベントとなる。
同社は、1961年に「赤塚植物園」として設立。92年1月にFFCパイロゲン愛用者組織「カトレア会」(現FFC普及会)を発足した。現在10万人の会員登録があり、09年1月期の売上高は85億円に上る。