ジャパンローヤルゼリー 認知症対応の健食発売 東北大の研究成果もとに開発
[ 2009/7/21 ]
ジャパンローヤルゼリー(本社東京、山口喜久社長)はこのほど、東北大学の研究グループによる認知症予防・治療の研究データをもとに開発した健康食品『JRJローヤルゼリーノビレチン』を本格発売した。同社では「高齢化社会を迎え、新しい切り口の商品として期待を寄せている」という。
みかんなどのかんきつ類の果皮に多く含まれるフラボノイドの一種が「ノビレチン」。ノビレチンとローヤルゼリーは、それぞれ単体について、認知症に対する有効性が、これまでも指摘されていた。
東北大学の大泉康客員教授・名誉教授と、同大学院の山國徹准教授の共同研究グループが行った培養細胞の実験結果により、両成分の相乗効果が極めて高いことが確認されたのだという。この結果を08年に特許出願している。
新商品では、ローヤルゼリーとかんきつ類エキスを主成分に、イチョウ葉エキス、紅景天、フェルラ酸などを配合している。1本(1粒550mg×180粒)が3万6750円。