TIENS JAPAN（本社東京、深作荘一郎社長）は4月1日、高い抗酸化作用を持つアントシアニンやαカロテンなどを含む栄養価の高い「ブラックキャロット」を原料にしたジュース『インナービューティー　ブラックキャロット』を発売した。ジュースタイプのサプリは同社で初めて。
　「カラダの中から美しく」をコンセプトに開発した新製品は、同社の「ｅｃｏｃａ？（エコカ）」ブランドから発売したジュースで、水はいっさい使用せず、ブラックキャロットを99％以上使っているという。
　ブラックキャロットはアフガニスタンのヒマラヤ・ヒンズークシ山麓で生育されてきたニンジンを、日本の風土に合わせて品種改良したニンジンだ。栄養価の高い野菜だが収穫が難しいため大量生産が困難で、市場ではほとんど見られない希少な野菜だという。希望小売価格は500ml×2本で税込9282円。
　また同日、ecocaエキスを配合した洗剤2種も発売した。発売したのは『e’wash』シリーズ。衣類用と食器用の2種類があり、基本的にリフィルを販売し、ボトルは別売りにするなど環境に配慮した。化粧品としても使用可能な天然由来の成分のみを使用し、石油由来の合成界面活性剤や着色料、保存料は使用していないという。
　同社独自成分の ecocaエキスを配合しており、使用、排水後に河川や海洋の有害物質を吸着し、無毒化するのも特徴だ。
　同社は5月10日にも7品目の新製品を発売する予定で、これで取扱いは51品目となる。今後は毎年春秋に新製品を投入し、2011年には200品目にまで拡大したい考えだ。