イオスコーポレーション（本社東京、石川雄志社長）の08年12月期における売上高は、08年8月にプレオープンしたセールスパートナーシップ制度（法人プラン）が好調に推移したことなどから前年比10.9％増の21億4000万円となった。
　同制度は、有名デパートや大規模店舗などの法人への商材提案をスムーズに行うためのもので、08年8月にプレオープン、09年1月に本格開始した。
　これまでのプランでも商品の法人卸は可能だったが、法人自身が会員登録をする必要があった。今回の制度は、非会員のままで法人が同社商品を扱うことができ、紹介した会員には取扱高に応じた紹介手数料が毎月支払われる。また、全会員のうち一定の資格要件を満たした会員には、年に1回、法人による全収益の一部を分配還元することにした。会員が、法人を紹介することができる「セールスパートナー」になるには、講習を受ける必要があり、すでに約250人が登録している。
　法人契約は本社の審査をクリアする必要があるものの、続々と案件が挙がってきているといい、既に約20件が契約に至っている。

(※詳しくは日本流通産業新聞3月26日号をご覧下さい）