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マナビス化粧品 08年4-12月期 前年比2%増 製造・販売の役割明確化のため人事体制変更へ

[ 2009/3/23 ]

 マナビス化粧品(本社千葉県浦安市、小堀登社長)の08年4-12月期(第3四半期)における販売数量は、前年同期比約2%増と堅調に推移した。09年3月期通期でも、販売数量が前年を上回る見込みだという。組織活性化を狙って08年8月から、トップランク会員の維持条件を引き上げたことなどが奏功した。
 売上高は、スキンケアローションのトライアルセットの販売を07年中に終了したことからやや伸び悩んだものの、09年3月期は前期並の56億円前後を見込むという。
 同社は08年8月に、会員のモチベーションを高めるため、「ビーナスマネージャー」と呼ばれるトップランク会員のランク維持条件を変更した。以前は200人の傘下を維持し、毎月200個以上販売することが条件だったが、変更後は250人以上の傘下を維持し、かつ年間で最低8回は月間250個以上販売する必要がある。
 基準が厳しくなった一方で、基準をクリアすればより安定的に収入を得られるメリットがあるという。制度変更にあたって、ランクをぎりぎりで維持している会員から不安の声も挙がったというが、実際にランクを下げる会員はそれほど出ていないという。導入の狙い通り、会員の販売活動が活発化し、販売量増加につながった。
 また、これまで親会社で化粧品製造のマナビス(本社千葉県浦安市、小堀登社長)から出向で従事してきた全社員約50人について、09年4月1日付でマナビス化粧品に転籍させることを決めた。
 製造会社であるマナビスと、販売会社であるマナビス化粧品とでは、求められる業務内容が異なることから、グループ内での役割分担を明確にする。マナビス化粧品は設立から3年が経過し、事業が安定してきたことなどから、独立した会社として位置づける意味合いもあるという。マナビスグループ全体で約80人いる社員のうち、約50人がマナビス化粧品に出向していた。
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