厚生労働省は10月24日、特別用途食品制度の見直しに関する説明会を都内の航空会館で開催、玉川淳・新開発食品保健対策室長が制度改正の要点などを説明した。約120人が参加した。
　玉川室長は新制度について　(1)総合栄養食品（いわゆる濃厚流動食）を病者用食品に位置付ける　(2)高たんぱく質、低カロリー、低ナトリウムの各食品を特別用途食品の表示許可対象から除外（低たんぱく質食品、アレルゲン除去食品は引き続き病者用食品の対象に）　(3)病者用組合わせ食品については許可の対象から除外　(4)高齢者用食品はえん下機能に対応するものだけに限定、食品区分の名称を「えん下困難者用食品」に変更`などの改正ポイントを説明した。
　新制度については10月31日までパブリックコメントの募集を行っており、2009年4月には新制度がスタートする予定となっている。

(※詳しくは日本流通産業新聞10月30日号をご覧下さい）