健康食品などの消耗品をネットワークビジネス（ＮＢ）で販売する上で当たり前の制度として定着してきている「オートシップ制度（以下ＡＳ制度・毎月自動的に集金し商品配送する仕組み）」が現在、転換期を迎えている。複数の銀行における自動引き落としを可能にする、いわゆる「収納代行会社」がＮＢ業界から引き気味になってきているからだ。すでに複数の収納代行会社がＮＢ会社との新規契約から実質的に手を引いており、そうでない場合でも、新規加盟店契約の審査が厳格化している。新規契約に留まらず、既存の収納代行契約が打ち切られたケースもあるという。こうした動きが常態化すれば、新規起業数の減少など、ＮＢ業界に少なからぬ影響を与えそうだ。

(※詳しくは日本流通産業新聞8月21日号をご覧下さい。）